音楽の鳴っている間はとにかく踊り続けるんだ

もっとひどいことだって起こりえたのだ、と思った。そう思うことが正しいかどうかはわからない。それはただこの困難を受け入れるための潤滑剤に過ぎないのかもしれないし、そう思わなければこの困難がさらにひどくなると恐れているだけなのかもしれない。
それでもそう思うことで散り散りになった思いの断片が自分たちの中で落ち着いた位置を取り戻すことが出来るのなら、少なくともそれは機能していると言えると思う。
新しい人生? 一言で言い表せるものではないけど、困難の先にまだ見ぬ世界を見つけようとボクたちはがんばる。
もっとひどいことだって起こりえたのだ。だからこの現実を受け入れ歩みだそう。ボクたちにはこれまでにない苦労や幸せに彩られた新しい世界が待っている。
「音楽の鳴っている間はとにかく踊り続けるんだ」